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放送期間:昭和58年 4月 4日〜59年 3月31日(全297回) 放送時間:月〜土曜 前 8:15〜 8:30

企画・制作:NHK
:橋田壽賀子 音楽:坂田晃一 制作:岡本由紀子

出演 小林綾子/田中裕子/乙羽信子(おしん)、泉ピン子(ふじ)、伊東四朗(作造)、大路三千緒(なか)、
中村雅俊(俊作)、長岡輝子(くに)、志喜屋文/東てる美(加代)、小林千登勢(みの)、石田太郎(清太郎)、
並木史朗(竜三)、高森和子(清)、北村和夫(大五郎)、ガッツ石松(健)、渡辺美佐子(たか)、
田中好子/佐々木愛(初子)、山下真司/高橋悦史(仁)、塩屋智章/野村万之丞(希望)、田中美佐子/浅茅陽子(道子)、
大橋吾郎(圭)、長門裕之(仙造)、赤木春恵(ひさ)、渡瀬恒彦(浩太)、語り手 奈良岡朋子

DVD 総集編 販売:NHKエンタープライズ   DVD ブルーレイ 本編 販売:NHKエンタープライズ



No.放送日サブタイトル演出
1 '83/04/04〜04/09 第1回〜6回   江口浩之
2 04/11〜04/16 第7回〜12回   小林平八郎
3 04/18〜04/23 第13回〜18回   竹本稔
4 04/25〜04/30 第19回〜24回   江口浩之
5 05/02〜05/07 第25回〜30回   小林平八郎
6 05/09〜05/14 第31回〜36回   竹本稔
7 05/16〜05/21 第37回〜42回   江口浩之
8 05/23〜05/28 第43回〜48回   小林平八郎
9 05/30〜06/04 第49回〜54回   竹本稔
10 06/06〜06/11 第55回〜60回   江口浩之
11 06/13〜06/18 第61回〜66回   小林平八郎
12 06/20〜06/25 第67回〜72回   竹本稔
13 06/27〜07/02 第73回〜78回   江口浩之
14 07/04〜07/09 第79回〜84回   望月良雄
15 07/11〜07/16 第85回〜90回   小林平八郎
16 07/18〜07/23 第91回〜96回   江口浩之、一柳邦久
17 07/25〜07/30 第97回〜102回   吉村文孝
18 08/01〜08/06 第103回〜108回   竹本稔
19 08/08〜08/13 第109回〜114回   小林平八郎
20 08/22〜08/27 第115回〜120回   小林平八郎
21 08/29〜09/03 第121回〜126回   江口浩之
22 09/05〜09/10 第127回〜132回   竹本稔
23 09/12〜09/17 第133回〜138回   江口浩之
24 09/19〜09/24 第139回〜144回   竹本稔
25 09/26〜10/01 第145回〜150回   吉村文孝
26 10/03〜10/08 第151回〜156回   小林平八郎、江端二郎
27 10/10〜10/15 第157回〜162回   望月良雄
28 10/17〜10/22 第163回〜168回   江口浩之
29 10/24〜10/29 第169回〜174回   小林平八郎、大木一史
30 10/31〜11/05 第175回〜180回   望月良雄
31 11/07〜11/12 第181回〜186回   竹本稔
32 11/14〜11/19 第187回〜192回   江口浩之
33 11/21〜11/26 第193回〜198回   小林平八郎
34 11/28〜12/03 第199回〜204回   一柳邦久
35 12/05〜12/10 第205回〜210回   望月良雄
36 12/12〜12/17 第211回〜216回   吉村文孝
37 12/19〜12/24 第217回〜222回   小林平八郎
38 12/26〜12/28 第223回〜225回   小林平八郎
39 '84/01/09〜01/14 第226回〜231回   江口浩之
40 01/16〜01/21 第232回〜237回   竹本稔
41 01/23〜01/28 第238回〜243回   吉村文孝
42 01/30〜02/04 第244回〜249回   江口浩之
43 02/06〜02/11 第250回〜255回   小林平八郎
44 02/13〜02/18 第256回〜261回   望月良雄
45 02/20〜02/25 第262回〜267回   竹本稔、秋山茂樹
46 02/27〜03/03 第268回〜273回   吉村文孝
47 03/05〜03/10 第274回〜279回   一柳邦久
48 03/12〜03/17 第280回〜285回   竹本稔
49 03/19〜03/24 第286回〜291回   小林平八郎
50 03/26〜03/31 第292回〜最終回   江口浩之
    総集編(全4回)  
1 '00/03/21
後 9:35〜11:05
第一話 最上川・ふるさと
(本編:No. 5〜36)
江口浩之
小林平八郎
竹本稔
2 03/22
後 9:35〜11:05
第二話 結婚・大震災
(本編:No.37〜116)
江口浩之
小林平八郎
竹本稔
望月良雄
吉村文孝
3 03/23
後 9:35〜11:05
第三話 流転
(本編:No.126〜198)
江口浩之
小林平八郎
竹本稔
望月良雄
大木一史
4 03/24
後 9:35〜11:05
最終話 最上川・時の流れ
(本編:No.215〜297)
江口浩之
小林平八郎
竹本稔
望月良雄
吉村文孝


解説

脚本家・橋田壽賀子の代表作にして、テレビドラマ史上最高の視聴率62.9%を記録したまさに国民的ドラマ。平均視聴率も52.6%と、歴代の連続テレビ小説の中で群を抜いている。ちなみに放送期間が一年間となるのは昭和49年の『鳩子の海』以来で、連続テレビ小説の王道ともいえる女性の一代記を描いた本作は当時社会現象として迎えられた。
東北の貧しい小作農の娘として生まれたおしんは、口減らしのため幼くして奉公に出され、数々の苦難や試練に耐えながら明治、大正、昭和と移り変わる激動の時代をたくましく生き抜いていく。少女期を演じた小林綾子が奉公先でのいじめにひたすら辛抱するけなげさは瞬く間に視聴者を取り込んで、その人気はベテラン女優の田中裕子、乙羽信子へと引き継がれていく。ややもすると少女時代の耐え忍ぶ姿ばかりが喧伝される向きがあるが、おしんの生涯は必ずしも不幸の連続ばかりではない。おしんはその生涯に幸せの手を差し伸べられることも少なくなかった。むしろ人生の途上においてさまざまな人々と出会い、支えられながら生きるという人間のあり方こそがドラマの本質である。それだけに本放送終了後には日本ばかりでなくアジアを中心に世界68ヶ国の地域で放送され、各国の人々の共感を呼ぶに至っている。



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