2010/07/03改訂

●保存方法

　ファイルは「EUC-JP」で保存すること。

　　ApacheをWindowsにインストールした場合はこの方法でなくても動作するが、
　　日本語表示時の文字化けやUNIX系サーバを使う場合にトラブルが発生する。
　　エディタの保存設定は、必ずEUC　/ LFに変更すること。

　参考サイト - ScriptBasic講座 TeraPadを使おう

• TeraPad　[ファイル]→[文字/改行コード指定保存]
• Hetemulu Creator　[表示]→[動作環境オプション]→[読み込みと保存]

• 文字コード　ShiftJIS　→　EUC
• 改行コード　CR+LF　→　LF

●PHPスクリプトの基本形

• PHPスクリプトの宣言

<?php
  print "この部分がPHPスクリプトです！";
?>

※スクリプトの最後には「;」をつける。「;」までの記述がひとつの命令。
※命令文には大文字・小文字の区別はない。


• 画面に値を出力する

<?php
  print "Hello, world!<br>";
  print 'Hello, world!<br>';
  echo  "Hello, world!<br>";
?>

※文字列や数値をブラウザ上に表示するには、「print」または「echo」を使う。
※文字列の場合は前後を「"」または「'」で囲む。
　「"」で囲むと変数を解釈できる。「'」で囲むと変数を解釈せず単なる文字列として扱われる。


• 文字列を連結する

<?php
  print "Hello, world!1"."Hello, world!2";
?>

※前後の文字列の間に「.」を挟むことで文字列を連結できる。


• 変数を使う

<?php
  $data = "Hello, world!<br>";
  print $data;
?>

※任意の文字の先頭に「$」をつけると、それが変数となる。数字で始まる変数名は使えない。
※変数に値を代入するには、「変数名 = 代入する値」のように記述。
※変数名には大文字・小文字の区別がある。


• １行のコメント

<?php
  //変数data1に文字列データを代入します
  $data1 = "Hello, world!<br>";

  $data2 = 12;    //整数データを代入

  //変数の内容を出力します
  print $data1;
  print $data2;
?>

※「//」で始まる行はコメントと解釈され、プログラム処理は行われない。
※「//」は全角半角どちらでも可。行の途中に書くことも可。


• 複数行のコメント

<?php
  /* 変数data1に文字列データを代入して、
     その内容を画面に出力します  */
  $data1 = "Hello, world!<br>";
  print $data1;

  /* コメントを利用することによって、デバッグ用などに
     プログラムの一部を実行させないようにすることもで
     きます。次の２行は実行されません */
  /*
  $data2 = 12;
  print $data2;
  */

  /* このように１行のコメントとして使うこともできます */
?>

※「/*」から「*/」間の記述はすべてコメント。