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放送期間:昭和38年 4月 7日〜12月29日(全39回) 放送時間:日曜 後 8:45〜 9:30

原作:船橋聖一 脚色:北条誠 音楽:富田勲 制作:合川明 演出:井上博

出演 尾上松緑(井伊直弼)、淡島千景(村山たか)、中村芝鶴(犬塚外記)、岩崎加根子(雪野太夫)、
下条正巳(三浦北庵)、河村有紀(佐登(里和))、賀原夏子(とめ)、北村和夫(宇津木六之丞)、
織田政雄(俵屋和助)、芦田伸介(竹本金太夫)、西村晃(多田一郎)、田村正和(多田帯刀)、
嵐寛寿郎(水戸斉昭)、花柳武始(松平肥後守)、朝丘雪路(お吉)、久米明(ハリス)、
八千草薫(昌子の方)、香川京子(秋山志津)、佐田啓二(長野主膳)、語り 小沢栄太郎

DVD 第一回のみ 販売:NHKエンタープライズ



No.放送日サブタイトル放送時間
1 '63/04/07 第一回 青柳の糸  
2 04/14 第二回 雲うごく  
3 04/21 第三回 眉紅き人  
4 04/28 第四回 朝のいとま  
5 05/05 第五回 尾花の別れ  
6 05/12 第六回 蜘蛛の糸  
7 05/19 第七回 想う人  
8 05/26 第八回 うす雪の竹  
9 06/02 第九回 雪の門出  
10 06/09 第十回 登城すがた  
11 06/16 第十一回 彦根牛  
12 06/23 第十二回 黒船の章  
13 06/30 第十三回 密出国  
14 07/07 第十四回 おしろい椿  
15 07/14 第十五回 葉桜の章  
16 07/21 第十六回 風濁る  
17 07/28 第十七回 安政小唄  
18 08/04 第十八回 お吉・お福 後10:15〜11:00
19 08/11 第十九回 明烏の章  
20 08/18 第二十回 らしゃめん記  
21 08/25 第二十一回 下田港 後10:15〜11:00
22 09/01 第二十二回 こん四郎江戸へ行く  
23 09/08 第二十三回 江戸の風  
24 09/15 第二十四回 加茂川千鳥  
25 09/22 第二十五回 春ふたたび  
26 09/29 第二十六回 大老職  
27 10/06 第二十七回 百本杭の章  
28 10/13 第二十八回 五月雨の章 後 9:00〜 9:45
29 10/20 第二十九回 不時登城  
30 10/27 第三十回 妖霊星  
31 11/03 第三十一回 奈落の影  
32 11/10 第三十二回 大獄の章  
33 11/17 第三十三回 江戸送りの章  
34 11/24 第三十四回 断罪の章  
35 12/01 第三十五回 飛ぶ雪の章  
36 12/08 第三十六回 宵節句の章  
37 12/15 第三十七回 君消ゆる  
38 12/22 第三十八回 狂乱の章  
39 12/29 最終回 たか女後日  


時代背景

平安 鎌倉 南北朝 室町 戦国 江戸 明治 大正 昭和
     
  天保12(1841)年〜文久 2(1862)年  


解説

黒船の来航を機に開国か攘夷かに揺れる幕末。部屋住みの身から藩主、やがて幕府大老に任ぜられた井伊直弼は国内の攘夷論者を抑え開国を推進するが、それゆえ凶刃に斃れる。NHK大河ドラマの記念すべき第一作は舟橋聖一の同名小説を北条誠が脚色、歌舞伎や映画界から多彩なキャストを招いて昭和38年4月に始まった。ちなみに当時において大河という名称はまだなく、大型連続時代劇というのが通り名であった。実際、この頃のテレビは映画や演劇にくらべ格下に見られていたが、本作の成功でテレビドラマの地位は格段に向上したといえる。また、今ではごく普通のこととして行われているセットやロケごとにまとめて撮影する方法はここで初めて試され、ある意味テレビドラマ制作の転機ともなった。



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