2010/10/29改訂

●文字コード

◆日本語が扱える文字コード
Webで使用 表記(charset)特徴漢字対応採用サイト
 JISiso-2022-jp電子メールの送受信で使用。第二水準漢字まで 
シフトJISShift_JISおもにWindowsやMacintosh、携帯端末で使用。第二水準漢字までBIGLOBE、NTT、Sony
EUCEUC-JPExtended Unix Code の略。おもにLinuxを含むUNIX系のOSで使用。第二水準漢字までNEC
UnicodeUTF-8多言語に対応するUnicodeのひとつ、日本語以外でも使用される。他の日本語文字コードが1文字を2バイトで表現するのに対し、データサイズが大きい(日本語部分1.5倍)。gや閧ネど第一、第二水準漢字以上(機種に依存しないので機種依存文字という考えは不要)Yahoo!、google、MSN、goo、富士通

補足:

UTF-8にはBOM(Byte Order Mark)がついており、UTF-8Nにはついていない。
Webの世界ではBOMは要らない。なので、UTF-8Nでファイルを保存する必要がある。
通常、Web系のソフトでUTF-8というと、UTF-8Nのことを指す。

※metaで文字コードの指定がないと、IEはShift_JISを選んでくる。Firefoxは保存形式に合わせてコードを選んでくれる。
※IEの場合、Shift_JISでは欧文の表示がデフォルトでゴシック形だが、UTF-8では明朝形(Times New Roman)になってしまう。Firefoxは表示に違いはない。

第一水準漢字
使用頻度の高い3,489字のこと。常用漢字を含む2,965字の漢字、仮名169字、英数字62字、特殊記号など293字からなる。
第二水準漢字
第1水準漢字よりも使用頻度の低い3,390字の漢字のこと。地名、人名、旧字体などが含まれる。
第三/第四水準漢字
文字数は非漢字659字、第三水準漢字1,249字、第四水準漢字2,436字の合計4,344字。

 参考サイト - Infoseek マルチ辞書

●改行コード

◆OSによる改行コードの違い
 OS
CR+LFWindows
CRMac OS
LFLinuxを含むUnix系OS

 CR(キャリッジ・リターン=復帰):行の途中から行の先端(左端)へ移動する命令を表す
 LF(ラインフィード=改行):左右の位置は変えずに次の行に移る命令を表す