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放送期間:昭和57年 1月10日〜12月19日(全50回) 放送時間:日曜 後 8:00〜 8:45

原作:堺屋太一 脚本:冨川元文 音楽:池辺晋一郎 制作:小林猛

出演 緒形拳(大石内蔵助)、松平健(石野七郎次)、多岐川裕美(竹島素良)、丘みつ子(大石理玖)、
隆大介(浅野内匠頭)、岡本舞(阿久里)、伊丹十三(吉良上野介)、岡本富士太(柳沢吉保)、
郷ひろみ(片岡源五右衛門)、古手川祐子(大文字屋ゆう)、樋口可南子(嶋屋美波)、吉田日出子(町子)、
名高達郎(高田郡兵衛)、小林薫(不破数右衛門)、磯部勉(堀部安兵衛)、野村義男(矢頭右衛門七)、
愛川欽也(飛脚屋伝平)、竹脇無我(徳川綱吉)、中村梅之助(近松門左衛門)、語り手 加賀美幸子アナウンサー

DVD 総集編のみ 販売:NHKエンタープライズ



No.放送日サブタイトル放送時間演出
1 '82/01/10 第一回 高田馬場発赤穂行 後 8:00〜 9:10 岡本憙侑
2 01/17 第二回 眠れない夜   小林平八郎
3 01/24 第三回 内蔵助勉強   田中賢二
4 01/31 第四回 大石初陣三十六歳    
5 02/07 第五回 内蔵助対内蔵助   小林平八郎
6 02/14 第六回 水戸黄門がんばる   田中賢二
7 02/21 第七回 七郎次泥まみれ   岡本憙侑
8 02/28 第八回 内匠頭あぶない   田中賢二
9 03/07 第九回 内蔵助ほえる   小林平八郎
10 03/14 第十回 近松、大石すれ違い   松本守正
11 03/21 第十一回 われら浅野消防団   小林平八郎
12 03/28 第十二回 おのれ上野介   田中賢二
13 04/04 第十三回 内匠頭がまん   松本守正
14 04/11 第十四回 遺恨覚えたか   小林平八郎
15 04/18 第十五回 内匠頭切腹   田中賢二
16 04/25 第十六回 悲報赤穂へ   松本守正
17 05/02 第十七回 近松、赤穂取材中   岡本憙侑
18 05/09 第十八回 内蔵助決めた   小林平八郎
19 05/16 第十九回 囚われた内蔵助   田中賢二
20 05/23 第二十回 七郎次怒る   岡本憙侑
21 05/30 第二十一回 大石斬られるか   小林平八郎
22 06/06 第二十二回 さよなら、赤穂城   田中賢二
23 06/13 第二十三回 石野組できるか   岡本憙侑
24 06/20 第二十四回 石野組できた   小林平八郎
25 06/27 第二十五回 仇討ちはさせぬ   岡本憙侑
26 07/04 第二十六回 大石傷だらけ   田中賢二
27 07/11 第二十七回 片岡斬り込む    
28 07/18 第二十八回 大石動く   小林平八郎
29 07/25 第二十九回 内蔵助、記者会見    
30 08/01 第三十回 仇討ち組を引き抜け   池村憲章
31 08/08 第三十一回 大石暗殺計画   小林平八郎
32 08/15 第三十二回 あの中に、吉良が   田中賢二
33 08/22 第三十三回 主税の恋人    
34 08/29 第三十四回 一人ぬけ二人ぬけ   岡本憙侑
35 09/05 第三十五回 素良と男ふたり   小林平八郎
36 09/12 第三十六回 大石家離散   大津山潮
37 09/19 第三十七回 内蔵助あそぶ   岡本憙侑
38 09/26 第三十八回 おゆう裏切り   小林平八郎
39 10/03 第三十九回 仇討ち決定    
40 10/10 第四十回 仇討ち連合成る   岡本憙侑
41 10/17 第四十一回 江戸へ向かう   田中賢二
42 10/24 第四十二回 吉良の抜け穴   渡辺丈太
43 10/31 第四十三回 上野介は偽者   小林平八郎
44 11/07 第四十四回 第一次討ち入り計画   田中賢二
45 11/14 第四十五回 その日の朝   渡辺丈太
46 11/21 第四十六回 仕度はできた、いざ   小林平八郎
47 11/28 第四十七回 吉良邸突入   田中賢二
48 12/05 第四十八回 上野介最期   田中賢二
49 12/12 第四十九回 大石勝った   小林平八郎
50 12/19 最終回 伝説のはじまり 後 8:00〜 9:00 岡本憙侑
    総集編(全3回)    
1 '82/12/28 第一部 なつかしの日日
(本編:No. 1〜15)
後 9:40〜11:10 岡本憙侑
小林平八郎
田中賢二
松本守正
2 12/29 第二部 迷い道
(本編:No.16〜39)
後 9:25〜10:55 岡本憙侑
小林平八郎
田中賢二
池村憲章
大津山潮
3 12/30 第三部 伝説へ向かって
(本編:No.40〜50)
後 9:05〜11:00 岡本憙侑
小林平八郎
田中賢二
渡辺丈太
大津山潮


時代背景

平安 鎌倉 南北朝 室町 戦国 江戸 明治 大正 昭和
     
  元禄 6(1693)年〜元禄16(1703)年  


解説

高度成長の坂を登りつめた元禄という"峠"の時代を現代とオーバーラップさせて描いた堺屋太一書き下ろしによる新解釈の忠臣蔵。赤穂藩断絶を現代の企業倒産になぞらえ、仇討ちのヒロイズムよりもサラリーマンつまり赤穂の藩士たちがいかに行動したかを再考する作品となっている。脚本にはデビューして間もない冨川元文が起用され、これによる各回のサブタイトルがユニークであった。というのも、大河におけるサブタイトルのほとんどは名詞形を主体としており、本作のように動詞形のそれが用いられることはあまり例がないのである。配役面では当時人気絶頂にあった"たのきん"のひとり野村義男をはじめ、三田寛子、小泉今日子、錦織一清など、次世代のアイドルが多数起用されている。



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