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放送期間:昭和61年 1月 5日〜12月14日(全50回) 放送時間:日曜 後 8:00〜 8:45

:橋田壽賀子 音楽:坂田晃一 制作:澁谷康生

出演 三田佳子(高原未希)、役所広司(浜村直彦)、石野真子(高原佐智)、渡辺徹(中川邦之)、
伊武雅刀(岩田剛造)、山咲千里(岩田初子)、新藤栄作(岩田竜夫)、高木美保(岩田典子)、
菅井きん(岩田テル)、大坂志郎(工藤清吉)、赤木春恵(工藤イネ)、吉幾三(八木金太)、
宇津井健(坂口一成)、野際陽子(坂口美代)、藤堂新二(花田健作)、岸本加世子(津田征子)、
泉ピン子(村中ハル)、久我美子(高原千恵)、丹波哲郎(高原正道)、語り 奈良岡朋子

DVD 総集編 販売:NHKエンタープライズ   DVD 本編 販売:NHKエンタープライズ



No.放送日サブタイトル放送時間演出
1 '86/01/05 第一回 帰郷 後 8:00〜 9:00 伊豫田静弘
2 01/12 第二回 母と娘   伊豫田静弘
3 01/19 第三回 母よ!   富沢正幸
4 01/26 第四回 旅立ち   布施実
5 02/02 第五回 めぐり逢い   伊豫田静弘
6 02/09 第六回 落日の家   富沢正幸
7 02/16 第七回 いとしき大地   布施実
8 02/23 第八回 姉妹(あねいもうと)   伊豫田静弘
9 03/02 第九回 若者たち   富沢正幸
10 03/09 第十回 ひとすじの道   金沢宏次
11 03/16 第十一回 卒業   布施実
12 03/23 第十二回 故郷(ふるさと)へ   伊豫田静弘
13 03/30 第十三回 希望   金沢宏次
14 04/06 第十四回 父と娘(こ)   富沢正幸
15 04/13 第十五回 花嫁の父   布施実
16 04/20 第十六回 嵐の青春   金沢宏次
17 04/27 第十七回 わかれ道   富沢正幸
18 05/04 第十八回 友情 後 8:10〜 8:55 布施実
19 05/11 第十九回 再会   伊豫田静弘
20 05/18 第二十回 愛の別れ   伊豫田静弘
21 05/25 第二十一回 新たなる旅立ち   枡田豊
22 06/01 第二十二回 ふれあい   富沢正幸
23 06/08 第二十三回 愛あればこそ   布施実
24 06/15 第二十四回 結婚式   伊豫田静弘
25 06/22 第二十五回 嫁の座   富沢正幸
26 06/29 第二十六回 嫁姑   布施実
27 07/06 第二十七回 母を待つ子   小見山佳典
28 07/13 第二十八回 輝けるとき   伊豫田静弘
29 07/20 第二十九回 走れ妹よ!   富沢正幸
30 07/27 第三十回 津軽の少女たち   布施実
31 08/03 第三十一回 かあさんの味   伊豫田静弘
32 08/10 第三十二回 東京へ   富沢正幸
33 08/17 第三十三回 生きがい   金沢宏次
34 08/24 第三十四回 いとしき妻   布施実
35 08/31 第三十五回 さらば津軽よ   伊豫田静弘
36 09/07 第三十六回 光さす道   富沢正幸
37 09/14 第三十七回 女のしあわせ   阿部康彦
38 09/21 第三十八回 女ふたり   布施実
39 09/28 第三十九回 花嫁衣裳   伊豫田静弘
40 10/05 第四十回 愛の賛歌   富沢正幸
41 10/12 第四十一回 津軽のおんな   布施実
42 10/19 第四十二回 嫁のつとめ   金沢宏次
43 10/26 第四十三回 望郷   伊豫田静弘
44 11/02 第四十四回 あしたこそ   富沢正幸
45 11/09 第四十五回 新しき家族   布施実
46 11/16 第四十六回 ガン告知   伊豫田静弘
47 11/23 第四十七回 さらば友よ   富沢正幸
48 11/30 第四十八回 帰りなんいざ   布施実
49 12/07 第四十九回 永遠(とわ)のわかれ   伊豫田静弘
50 12/14 最終回 いのちふたたび 後 8:00〜 9:00 伊豫田静弘
    総集編(全4回)    
1 '86/12/27 第一部 帰郷
(本編:No. 1〜11)
後 7:20〜 8:45 伊豫田静弘
富沢正幸
布施実
金沢宏次
枡田豊
2 12/27 第二部 希望
(本編:No.12〜24)
後 9:00〜10:30
3 12/28 第三部 生きがい
(本編:No.25〜40)
後 7:20〜 8:45 伊豫田静弘
富沢正幸
布施実
金沢宏次
小見山佳典
阿部康彦
4 12/28 第四部 いのち・ふたたび
(本編:No.41〜50)
後 9:00〜10:30


時代背景

平安 鎌倉 南北朝 室町 戦国 江戸 明治 大正 昭和
     
  昭和20(1945)年〜昭和60(1985)年


解説

『おんな太閤記』に続く橋田壽賀子のオリジナル作品。太平洋戦争の終結した昭和20年から始まるこのドラマは、大河がこれまで取り上げた時代の中でもっとも現代に近い戦後の昭和史を描く。大河におけるほとんどの作品は時代劇であるが、これはまぎれもなく現代劇なのである。主人公は架空の女医高原未希。彼女とその家族を通して、今に生きる我々が失いかけた"いのち"と"心"の問題を見つめ直そうという重き願いが込められていた。ただ、それは大河に良質の歴史エンタテイメントを期待する層にはいささか的外れの試みであったようだ。視聴率的には成功したものの、本作は大河において実在の歴史上の人物が登場しない唯一のタイトルであり、大河シリーズとして見るには異色の作品といえよう。



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