市川森一さん死去

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昨日の夕刊にその記事が出ていてびっくり。つい数日前、氏の「蝶々さん」を見たばかりだったからだ。「蝶々さん」は少々退屈な内容だったが、いかにも市川氏らしい作品だった。
自分の場合、テレビドラマに脚本というものがあるのを知るきっかけとなったのが氏の「幻のぶどう園」だったと記憶する。これが面白くて、本で読みたくて、本屋を何件も回って探した思い出がある。そのころの自分はテレビで放映されるようなものは、当然書籍として刊行されているものと疑っていなかったわけだ。またそのころは当然ビデオもなく、一度見た最終回をどうしてももう一度見たくて学校をサボった記憶もある(「幻のぶどう園」は「銀河テレビ小説」枠で放映され、再放送が翌日の昼過ぎにあったのだ)。
その氏がそれからしばらく後に「黄金の日日」を書き、これがまたたまらなく面白かった。そして、さらなる極めつけが「淋しいのはお前だけじゃない」。氏が「ウルトラセブン」や「傷だらけの天使」も書いていたのを知ったのはわりと後のことだ。
つい先だっては小松左京に北杜夫。70年代から80年代、自分にとってもっとも多感な時期に多大な影響を与えてくれた作品の創作者たちがここ数年次々と亡くなっていく。とてつもなく淋しい思いである。

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