20火 「借りぐらしのアリエッティ」
21水 「愛・命」
22木 「愛・命」
23金 「愛・命」
24土 「坂の上の雲(12)」
25日 「君は空を見てるか」
今週の月曜日、バッグに入れていたポットの紅茶がこぼれ、バッグの中がぐっしょり濡れる。とくに被害の大きかったのが財布。中に入れていたカード類にまで水気が達してしまい拭いて乾かす。
この際なので財布を買い替えようと思い、早速翌日いくつか店を回ってみる。しかし気に入ったものがなかなか見つからない。それまで使っていたものが手に馴染んでしまっているので、同じようなタイプのものが欲しかったのだが、それが意外と見当たらない。とはいってもこんなことに時間を費やしてもいられないので、仕方なくそれまで使っていたものと形状のほぼ近いものを見つけそれに決める。で、今日はその財布にはさみ込むカードフォルダーなるものを買ってきたのだが、これがバッチリ。財布に入れていたカード類がいい感じに収まる。ナイス商品と、気をよくする(吉祥寺ロフト3Fにあり)。
財布を買い替えるのは何年ぶりだろう。清瀬に引っ越してきてすぐの頃だったと記憶するから、96年か。ということは15年も使い続けたわけだ。財布もくたびれてくるわけである。そんな片時も離れずにいた相棒だけに、新しい財布を買ったからといってそのままゴミ箱へポイという気持ちにもなれない。古い財布が、まだ今日も机の上から片付けられずにいる。
昨日の夕刊にその記事が出ていてびっくり。つい数日前、氏の「蝶々さん」を見たばかりだったからだ。「蝶々さん」は少々退屈な内容だったが、いかにも市川氏らしい作品だった。
自分の場合、テレビドラマに脚本というものがあるのを知るきっかけとなったのが氏の「幻のぶどう園」だったと記憶する。これが面白くて、本で読みたくて、本屋を何件も回って探した思い出がある。そのころの自分はテレビで放映されるようなものは、当然書籍として刊行されているものと疑っていなかったわけだ。またそのころは当然ビデオもなく、一度見た最終回をどうしてももう一度見たくて学校をサボった記憶もある(「幻のぶどう園」は「銀河テレビ小説」枠で放映され、再放送が翌日の昼過ぎにあったのだ)。
その氏がそれからしばらく後に「黄金の日日」を書き、これがまたたまらなく面白かった。そして、さらなる極めつけが「淋しいのはお前だけじゃない」。氏が「ウルトラセブン」や「傷だらけの天使」も書いていたのを知ったのはわりと後のことだ。
つい先だっては小松左京に北杜夫。70年代から80年代、自分にとってもっとも多感な時期に多大な影響を与えてくれた作品の創作者たちがここ数年次々と亡くなっていく。とてつもなく淋しい思いである。
すでに絶版になってしまっている講談社漫画文庫「マジンガーZオリジナル版」を所沢のBOOK OFFで発見。しかも全3巻揃っている。状態もよく、うれしくて即刻購入。
じつはこれ、内容がほとんど同じ全4巻の新装版が先ごろ出て、それならどこでも入手可能なのだが、表紙の画がいやで買い控えていた。オリジナルのジャンプコミックスに近い装丁のこの版が欲しかったのだ。
連載当事に買ったジャンプコミックス全4巻は、わりと昔に手放しちゃったんだよなー。今思えば惜しいことした。
↓リンクを載せてみたけど品切れで買えません。