海野の名はもちろん知っていたが、ごく最近まで読んだことはなかった。それが昨年その著作を初めて読み、あまりの面白さに続けてもう1冊もう1冊と読んでいたところ、いかにもタイミングよくこの展覧会があることを知り行ってきた。ちょうど本日9月15日(月・祝)は、60歳以上無料。ただ芦花公園という場所、自分の住む清瀬からは電車で行くにはかなり不便。バイクで行ってみたところ、それはそれ結構な道のりだった。
展覧会自体はこじんまりとしたものであったが、「新青年」をはじめとする掲載紙や当時の単行本などにワクワク、にわか海野ファンとしては大いに満足。また余談ながら、海野の長女が自分の娘と同じ朝子という名前であることも知り、何となく機縁を感じもする。
同時開催で、からくり仕掛けの人形展示ムットーニコレクションというのをやっていた。
会期:2025年4月26日(土)~9月28日(日)
会場:世田谷文学館 1階展示室(京王線:芦花公園)