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78年のテアトル東京、79年の新宿プラザ。それ以来、じつに40年ぶりの「2001年宇宙の旅」劇場体験である。奇しくも78年テアトル東京の公開初日は10月28日(観たのは11月8日)で、翌79年新宿プラザで自分が観たのも10月28日(公開は10月27日)だった。今にして思えばこの2館において70mmで観られたのはなんという幸運であったことか。

ということで、10月6日から14日にかけて国立映画アーカイブで上映された70mm版を今また何としても観たかったのだが、当日券を手に入れるのはかなり難しそうだったためそれはあきらめ、IMAX版をTOHOシネマズ新宿に観に行ってきた。正直、IMAXが何なのか、違いはよくわからなかったのだが。
でも、やはり「2001年―」は自分にとって唯一無二の映画。劇場で観るのは3度目。同じ映画を劇場で3度まで観た映画はこれをおいて他にはないし、テレビ地上波、BS、DVD等を含めると、少なくとも10回以上は観ているんじゃないだろうか。おそらくこの先何十年後か、また劇場で観たいと思うに違いない。

映画『2001年宇宙の旅』公式サイト
製作50周年記念 『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映 | 国立映画アーカイブ
「2001年宇宙の旅」日本公開記録

正式タイトルは、「SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2015-2016 旅するソングライター "Journey of a Songwriter"」(長い…)。

通常の映画よりも料金が高いため前日までどうしようか迷っていたけど、都内に出かけるついでとばかり、時間帯のちょうどよかった六本木で観てきた。
ライブ会場では前にいた客が気になっていまひとつ集中できずにいたので、映画というスタイルは周りが気にならなくていい。また、自分の行ったさいたまスーパーアリーナでは演奏されなかった曲なども盛り込まれていて結構満足。あの日の興奮が蘇る。観に行ってよかった。

浜田省吾『旅するソングライター』公式サイト

自分にとって24年ぶりのライブ。初めての浜田省吾のライブ。さいたまスーパーアリーナも初めてだ。

そもそも「ON THE ROAD 2011」のライブをテレビで見て、ぜひ生で見たいと思っていたのだが、期待していた「裸の王達」「詩人の鐘」「Rising Sun」「僕と彼女と週末に」等、浜田自ら“硬質な祈りの歌”と呼ぶ社会的なテーマを含んだ一連の曲は今回のステージでは演奏されず残念だった。「アジアの風 青空 祈り」三部作がその代わりになっていたようだが…。「HELLO ROCK & ROLL CITY」「悲しみは雪のように」「日はまた昇る」といった定番の曲もなかったなー。

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SHOGO HAMADA ON THE ROAD ツアーサイト

「山河燃ゆ 完全版」第壱集を購入した。去年7月の発売後ツタヤで借りられるかなと様子を見ていたが、NHKエンタープライズ販売の商品はどうやらレンタルに出ないようなので「えいやっ」と買ってしまう。「獅子の時代」「黄金の日日」「風と雲と虹と」に続く完全版の購入だ。当然、第弐集も後日買う予定。

ちなみにこの完全版DVD、以前にNHK以外のメーカーから販売されていたタイトルもいつのまにかNHKスクエアの通販限定商品のラインナップに加えられたようで、価格がかなり安くなった。価格が安くなったのはいいことだが、そのぶんパッケージが少々安っぽくなってしまっている。これまではディスク2枚収納のトールケースが3、または4ケース入るボックス仕様だったのが、トールケースひとつでディスクが7枚収納のコンパクトなパッケージに。パッケージがかさばらなくなったのはいいことだが、付属の解説書までも薄っぺらになってしまい、配役一覧や各回ごとのストーリーが載っていないのはかなり残念。
それでも安く買えるのはありがたいというべきか。以前は1パッケージがなんと3万以上もしていたのだから…。

7月16日の新聞にTICKET一般販売受付開始と一面広告があったもんで、思わず申し込んでみたところ当たってしまった。それも12月10日(土)のさいたまスーパーアリーナS席!
コンサートに行くのは、じつに24年ぶり。

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ひさしぶりに劇場で映画を観た。たしか最後に映画館に入ったのが「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」だったから4年ぶりだ。
金券ショップで前売券を買っておいたのでそのまま入れるのかと思いきや、その前売券を座席券に換える必要があるという。さらにそのとき、席を指定してくださいというから「いいよ自由席で」と思ったら、全席指定だという。指定席といっても別料金は発生せず、料金はそのままとのこと。いつのまにか映画を観るシステムも変わっていたんだなと大いに戸惑う。受付の人もまわりの人もなんだこの田舎もんと思ったことだろう。

さて、その日(昨日)観たのは封切られたばかりの「はやぶさ 遥かなる帰還」である。初日なので混んでいて立ち見だったりするのかなと思いきや、そうしたシステムのおかげでいまどき立ち見なんてないらしい。昔だったらすでに映画が始まっていても途中から入り、次の回をあらためてもう一度観るなんてこと。ものすごくいい映画だと1日かけて2度3度続けて観るなんてこともよくやった経験があるが、こうしたシステムだと今はそんなこともできないのだな。
映画の出来はわりとよかった。キャッチコピーにもある「日本の男は、あきらめない。」というメッセージが気持ちよく伝わってくる映画だった。いままさに自分はへこんでいるときなので、強い励ましをもらった気がする。

↓感謝の意をこめて宣伝のお手伝いをしちゃいます。

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』

スーちゃんの追悼ということで、この春以降キャンディーズのブームが再燃しているようだ。近隣の図書館でCDのベスト版を借りようとしたら、どこも予約が集中していてかなり待たないと順番の回ってこない状況が続いている。このほど春先に予約しておいた「GOLDEN☆BEST キャンディーズ」がようやく借りられた次第である。

今から30年以上も前、学友同士の会話に「キャンディーズの誰が好き?」という話題がよくあったように思う。そんなとき自分は「ミキ」と答えていた。そういう質問をしてくる輩はたいていランちゃんを好きだということがうすうすわかっていたからだ。そうした輩に気兼ねするわけでもないが、そこで「ラン」と答えると、「なにー、ランちゃんはオレのもの!」とこずいてきたりして面倒なことになるのだ。でも「ミキ」と答えると、たいていは「お前、かわってるー」ということで話が落ち着く。
「かわってるー」といわれることはそれほど嫌でもなかったし、それは30年以上も前の他愛のない記憶なのだが、今あらためてキャンディーズの曲を聴いてみると、自分が心地よく思えるのはミキちゃんがリードを取っている曲だったりすることに気づいた。とくに「IT'S VAIN TRY TO LOVE YOU AGAIN」は名曲である。ただ残念なことに「GOLDEN☆BEST」には収録されていない。ネットのダウンロードサイトにもない。そこで今回ツタヤで「早春譜」を探して録音することがかなった(渋谷店に在庫あり)。
あの頃の自分は負け惜しみで「ミキ」と答えていたように思ったが、30年を経てわかった。「ミキちゃん」こそが本当に好きだったのだと。

CDを買わなくなって久しい。振り返ってみると、今回じつに5年ぶりの購入である。ちなみに買ったのは、知る人ぞ知る「男たちの旅路」 オリジナル・サウンドトラック(2008年4月11日/ディスクユニオン発売)。じつはつい最近このCDが発売されていることを知り、迷うことなく即購入した。
これはオリジナルの発売が1978年7月25日。そのころは買わずに過ぎてしまったので、30数年ぶりに再会を果たしたような気分である。もちろんジャケットは当時のまま(この商品、紙ジャケなんだけど、そこがまた当時っぽくてよい)。ライナーノーツも復刻されている。ただCDサイズになったため、字が小さ過ぎて自分には読めない(痛恨!)。

またまた非常に懐かしい曲を発見。これまた30年前、ラジオの深夜放送で聴いた曲。当時放送された単発ドラマの主題歌だったと記憶する。
なお、こちらはCD化されているようだけど、今は廃盤らしい。少し前、あちこちのツ○ヤで探したけど、どこにも置いてなかった。ということで、自分にとってはいまだ幻の一曲だったのである。懐かしすぎて涙が出てしまう。80.2.5発売。

30年前、ラジオの深夜放送でたった一度だけ聴いた曲。たまたまそれをテープに録音していたことから、以後長く記憶の底に残る曲となった。なんというタイトルなのか、誰が歌っているのか、しばらくはわからないまま。丹羽応樹の「恋路海岸」であると知ったのはずいぶん経ってからのことだったと思う。とにかく雑音まじりのラジオから録ったそれは状態もよくなく、最初は「小石海岸」と思っていたりしたものだ。
そんな懐かしすぎる曲を今日たまたまネットで発見。30年を経て、自分にとって幻であったこの曲をあらためてクリアな音声で聞くことができた。ものすごく感動している。79. 8.22発売。

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